【作品詳細】
大晦日の夜。北大西洋を航海中の超豪華客船・ポセイドン号では華やかなパーティーが開催されていた。
しかし、その時超巨大津波がポセイドン号を飲み込んだ!、船は完全に転覆し上下反転。しだいに沈んでいく中で、人々は生き延びるために懸命に手を取り合い、力を振り絞って脱出を図ろうとする。しかし、想像を絶する危機が疲労した乗客たちに次々と襲い掛かり・・・。
1972年に公開されたパニック映画『ポセイドン・アドベンチャー』をウォルフガング・ペーターゼン監督が現代版にリメイク。船が転覆し上下反転した客船の中を、老若男女8人が協力し合ってサバイバルを決行する。
製作年度 2006年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 98分
監督 ウォルフガング・ペーターゼン
製作総指揮 シーラ・アレン 、ケヴィン・バーンズ 、ジョン・J・ジャシュニ 、ベン・ワイスブレン
原作 ポール・ギャリコ
脚本 マーク・プロトセヴィッチ
音楽 クラウス・バデルト
出演 カート・ラッセル 、ジョシュ・ルーカス 、ジャシンダ・バレット 、リチャード・ドレイファス 、ジミー・ベネット
【ネタバレ感想】
◆「何か様子が変じゃないか?」一人が言い出してやっと気付くなんて、なんてアバウトなクルーでしょうか?大みそかという事で確かに油断はしていたでしょうが、あんな大波だったら予兆はあるでしょ?もっと前からセンサーで察知出来るんじゃないの?
◆カートラッセルが元消防士という設定なので『バックドラフト』を思い出します。元ニューヨーク市長という設定は特に必要なかった気がするが、消防士が市長になれるなんてよっぽど優秀だったのね。
◆あの設計士?のじいさん(あれってリチャード・ドレイファスだったのか、気付かなかった…)はゲイって設定だったのか?冒頭のパーティの時、あまりにさらっと「彼と別れた、云々…」と言ってたので不明だった。でも、その後の行動はゲイっぽくなかったな。若い女性に寄り添っているのでエロじいさんみたい。
◆エレベーターの場面。『地図』と呼ばれる若いボーイが、先にと設計士を渡らせてくれたのにも関わらず、「生きたいなら振り落とせ」の一言で、その設計士にガンガン蹴り落とされたという非情な演出だった。極限状態ならそうなってしまうのかも知れないが、いかにも後味が悪い。
◆ジョシュルーカスの役はドライな男で、最初一人っきりで逃げるつもりだったし、振り落とせ!と叫んだのも彼だが、逃亡の最中にやたらみんなを助けるいい人になってしまった。
◆船内のセットがゴチャゴチャしすぎていて、転覆で上下逆さまになっている状況が良く分からなかった。逆さまにならではの面白い設定を生かしきれていない。
◆クリスは足を鉄骨に挟まれケガしていたハズなのに、いつの間にか直ってしまったようだ(笑)
◆突然出てきたラッキーマンは、案の定あっという間に死んでいった。アンラッキー…。彼をもっと生かしておいて、みんなを振り回す役柄をさせれば面白かった。
◆消化用ホースで綱渡りをする場面。ジョシュがホースの端を持って水中に飛び込んだのだが、その水面にはかなりの量の燃料が燃えているはず。普通は一面に炎が広がるんだが、燃え盛っているのは水面の一部だけ。端の方には燃料は浮いていないし燃えてもいない。
◆クライマックスのプロペラのエピソードはなかなかアイデアものだった。ここ一連の話は一番の盛り上がり。45m(だっけ)下の制御室へ行かないと止められないなんて事はないとは思うが、(緊急時用に近くにコントロールパネルぐらいあると思う)父が娘たちに将来を託す気持ちが表れた場面だった。
◆そして、ボンベを投げ込み、ってところでまたジョシュがいい具合に外してまたドキドキ。ま、普通あんな風だったら、スポッと吸い込まれるだろうが。
◆ところで、プロペラの部分って、空気を吐き出したり吸い込んだりするものなんですか?よく知らんけど…。