ランド・オブ・オズ1
<< モレラ岐阜オープン | main | Vフォー・ヴェンデッタ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | ↑TOP
下妻物語 (DVD観賞)
下妻物語 スタンダード・エディション
あたいのマシンが火を噴くぜ!
のどかな田園風景が広がる、その名も下妻を舞台に、ゴスロリ深キョンと、ヤンキーアンナが大活躍!?

 
結構面白いという評判を聞きつつも、この少女趣味とケバイパッケージ、
あと 『下』『妻』 という、いかにも下ネタなタイトルに抵抗感があり、今まで観る機会がなかった本作です。

さて、感想ですが・・・おお、これは何だかハチャメチャだが惹きつけられるお話でした。
はまり役の深キョンと土屋アンナ。この2人じゃなかったら成立しなかったと思わせるぐらい見事になりきっています。
カラフルな画面と、ぽんぽんと小気味よく飛び出してくる小ネタが楽しい。たびたび挿入される空想や解説やらが、その小ネタを非常にテンポ良く繰り出します。中世おフランスだったり、ジャスコ依存症?の住民の姿だったり、ジャージ天国の尼崎だったり。
また見せ方も工夫していて、テレビ画面から回想へ飛んだり、良い子のみんなのためにアニメで見せたり、サービス精神たっぷりで飽きさせません。

中島監督はCMディレクター出身だそうで、なるほど画面作りにはこだわりがありそうだし、短時間でメッセージを伝える事に長けているようです。

ロリータファッションと特攻服。コアでマニアックなファッションを愛する少女と、ジャスコの既製品を疑いもなく着こなす住民達。友達をつくる事を嫌うモモコと、人とつるむのが好きなイチゴ。この相反するものを並べたミスマッチさ加減が、この作品のポイントだし笑いどころだと思われます。

人との関わりを極端に避けている(他人に興味が無い)モモコに興味を持ち絡んでくるイチゴ。普通では接点が無さそうな主人公2人のミスマッチな友情が、どんどん深くなっていく。モモコがイチゴに心を開いてゆく過程が泣かせます。そして独りで生きると宣言していたモモコはあるプレッシャーに負けてイチゴに電話をするのです・・・。
「イチゴ・・・、会いたいよ〜・・・。」
「行くぜ、どこにだって行ってやるぜ!」

外せない用事があるはずなのに、約束を破ればケジメをつけなきゃと分かっているのに、モモコのために駆けつけるイチゴ。ダチのために形振り構わず身を投げ出す覚悟。そんながむしゃらな熱血ささえ感じさせます。
そしてそんな友情に観ているこちらの心も温かくなってきました。

どうも最初の印象と違います。ふざけた少女趣味のドタバタコメディかと思いきや、昔の青春ドラマのような匂いのする作品なのです。
お互いに不器用だけど一所懸命。友情や初恋、失恋や悩みなど、等身大のドラマによって、ただ楽しいだけのエンターテイメントとは一味違うものになっています。見た後には爽快感でいっぱいになれますし友情って何ていい物なんだろうと心に染みてきました。

改めて、私にはそこまでしてあげられる、またはしてくれる友はいるだろうか?と考えてしまいます。もし自分がヤンキーに囲まれたら・・・皆、一目散に逃げていきそうだなァ。

現実逃避度   ★★★★☆
ファンタジー度 ★★★★★
楽しければ良いロココ精神 ★★★★★
≪総合評価≫ ★★★★★★★☆☆☆(10点中7点)

↓以下【作品詳細】&【ネタばれ感想】
【作品詳細】
田園風景が広がる美しい茨城県下妻市。青空の下、フリフリのロリータ・ファッションで闊歩する少女の名は竜ケ崎桃子(深田恭子)生き甲斐はフリフリのロリータなお洋服を着ること。ココロはいつもおフランス! と、お気楽かつ享楽的な18世紀のロココ時代を信奉する彼女。
そんな彼女が父親のかつてのバッタもん商品を売り出すと、ピンクの改造原付きに乗ったヤンキー少女イチゴ(土屋アンナ)が現れる。

人気作家・嶽本野ばらの原作小説を、数々の名CMを手がけたが中島哲也が映画化。 
ロリータをこよなく愛する主人公に深田恭子、地元ヤンキー役にティーンに絶大な人気を誇る土屋アンナ、と他にも個性豊かな共演者たちがインパクトを与えている。カラフルな画面、劇画のようなカット割りなど、様々な手法を凝らす中島監督の映像センスが光る。

製作年度 2004年
製作国・地域 日本
上映時間 102分
監督 中島哲也
製作総指揮 −
原作 嶽本野ばら
脚本 中島哲也
音楽 菅野よう子
出演 深田恭子 、土屋アンナ 、宮迫博之 、篠原涼子 、阿部サダヲ、

【ネタばれ感想】
◆最近の深キョンは(富豪刑事もそうだが)どの役も同じ演技。
初めの頃の映画(死者の学園祭)ドラマ(神様もう少しだけ、鬼の棲家とか)はそんな事なかったのに、だんだん画一化している。田村正和やキムタクと一緒。
◆でも、本作はそれを逆手にとって深キョンしか演じられないはまり役となった。たま〜に町でロリータ姿を見る事があるが、深キョンほど似合う人にはお目にかかった事がない。メイド服なんかも似合いそう。
◆ラストの深キョンの怒声にはあ然!ああ、初期の頃を思い出した。あの頃はちゃんと腹から声が出てたよなあ。
◆そして何といっても、土屋アンナの存在感は素晴らしい。演技経験が少ないとは思えない。この人って元ヤン?と思うぐらい(実際どうなんだろ?笑)ヤンキー姿がばっちりハマっていてタンカの切り方も様になっている。
◆失恋して泣く瞬間がいい。男っぽい乱暴なヤンキーが途端に可愛らしい女の子に見えてくるのだ。そのギャップにやられる男子は多いと思う。
◆ヤンキーになる前は、おとなしいいじめられっ子だったというし。彼女の方に感情移入する女子も多いんじゃないのかな?
◆ラストのロリータ姿のアンナが可愛い。こういうギャップにやられる(もういいって・・・苦笑)
◆アンナって結婚引退しちゃったの?もったいない逸材なのだが。

◆BABY the stars☆shinebrightとジャスコは協賛企業としてエンディングに出ていたりするのだが、バッタもんにされたベル〇ーチや、ユニ〇ーサルスタジオは?協賛するわけないか。
◆ブランドにはトンと疎いので知らなかったがベルサーチってVERSACEって書くんですね。バーサスって読んだ(>_<)
作中のバッタもんはVERSACH、こっちの方がベルサーチって読めるよ。
◆もう一つのバッタもんは、よく見たらユニバーサルスタジアムになってたねえ。
◆水野晴郎が、シベリア超特急のTシャツ着て、コンビニで弁当をチンしてもらっている場面は最高!確かに芸能人だが、そんなに嬉しいか?イチゴよ。
◆脚本も良く印象的な台詞も幾つかあります。
「幸せを勝ち取るには不幸に耐える事より勇気がいる」
「おまえじゃなきゃだめだーって道を行け」
「貸したものは戻ってこない。だからほんとに大切なものは貸さない」
「女は人前で泣いちゃいけないんだ」「うん、でも、ここには誰もいないよ」
「世間体とか常識とか、ルール守らなきゃ自分捨てなきゃ、大人になれねぇんなら、アタイはガキのままでいいっすよ」
台詞でグっとくる映画ってけっこういいですね。
◆モモコの「私、性根腐っています」という台詞は自虐的かと思ったが、第三者的な冷めた目で自分を判断出来ているってことでしょうか。
◆モモコの趣味が刺繍というさりげない伏線が、あのような話に発展するとは。代官山の閻魔との関係を信じてしまった。
◆脇役達が魅力的。生瀬の荒っぽい店長や荒川良々のひょうひょうとした八百屋、何より阿部サダヲの『一角獣のリュウジ』は秀逸。あの髪型では死角が多いし、行動範囲が限られそうだなあ。狭いトイレとか入れないね。
◆尾崎の曲が流れたり、エンディングでタイムマシンにお願いが流れたり、監督がその世代なのか? 妙に若者に迎合して聞いた事もないラッパーとか使わないところがいい。
| 邦画−さ行 | 02:29 | comments(5) | trackbacks(8) | ↑TOP
スポンサーサイト
| - | 02:29 | - | - | ↑TOP
 
こんにちは!
これ、大好きなもんで、
2こTBしちゃいました。
| 猫姫少佐現品限り | 2006/05/06 4:05 PM |
>猫姫少佐現品限り 様
いらっしゃいませ!
どうもありがとうございます。
そうですか。大好きぶりがうかがえますね。
2個でも3個でもTBしちゃってください(笑
| ぽたます@管理人 | 2006/05/06 11:46 PM |
こんにちわ♪
「深田恭子」が意外に役者しているのに驚いた(笑)
見た目のキャラにもハマってたし…。
「土屋アンナ」はそれこそ個性的で魅力的でした。
彼女のコメンタリーには爆笑でした。
そして、今は元気に活動再開していますよ、彼女。

てな感じで、TB&コメントありがとうございました。
| 耕作 | 2006/06/23 12:53 PM |
> 耕作 様
コメントありがとうございます。
深キョンは、初期の『死者の学園祭』の頃は
普通に役者してたんですがね・・・。
だんだんヒドく、もとい個性的になってきた(笑)

そうですか、アンナは復帰していたんですね。
知らなかった・・・。
ぜひ続編にチャレンジしてもらいたいな〜。
| ぽたます@管理人 | 2006/06/23 11:42 PM |
土屋アンナがCMに出演しているのを発見しました。
ドコモの携帯のCMと、キリン聞茶のCM。
多分、彼女だと思うんだけど・・・。
ドコモは黒っぽいのがカッコいいし、
聞茶は、下妻のラストのようなロリ〜な感じがカワイイ!
やっぱ何を着せても似合いますね。

最近TVを観る機会が少なかったので、いつから放映していたのか定かではありませんが復帰しているのは真に喜ばしい事。これからも活躍を期待してます。
| ぽたます@発見 | 2006/06/28 7:57 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://genjitu-touhi.jugem.jp/trackback/61
トラックバック
ここで、クエスチョンです!
さて、みなさん このジャスコ どこのジャスコでしょう?   正解者の方には、、、、ぁ、いぁ、何もありませんケド、、、   正解は、後日このエントリーで 正解は、、、       下妻のジャスコ! ジャスコ下妻店 でした
| 猫姫じゃ | 2006/05/06 4:03 PM |
下妻物語 今年の4本目 1月6日
絶対に良い!と思ってたんだケド、映画館では見ませんでした〜。今頃見たんだケド、    下妻サイコー!!   女の友情って、ウツクシィ!! う〜ん、同じkyokoだけど、フカキョンってぇ、ホネブト、、でも、かわいい! 土屋アンナも、いいyo! ほ
| 猫姫じゃ | 2006/05/06 4:04 PM |
NO.148「下妻物語」(日本/中島哲也監督)
「群れない、媚びない、へこたれない」という少女たちの精神を、文句なしに支持したい! 「群れない、媚びない、へこたれない」という精神は、みていてとても気持ちがいい。これは少年少女に向けられた言葉というより、いまの時代状況に向けて発された言葉だとしても、
| サーカスな日々 | 2006/05/28 1:15 PM |
下妻物語
周りで評判で気になっていたのですが ビデオ屋でいつも貸し出し中、 やっと借りることができて、観てみました。 茨城県の下妻。 ロココ時代に憧れ、ロリータファッションを愛する桃子と 尾崎豊、バイクを愛するヤンキーの一子の友情物語。 期待しすぎて、今ひと
| 映画、言いたい放題! | 2006/05/30 1:20 PM |
痛快!乙女チックな夢物語/『下妻物語』深田恭子、土屋アンナ
●下妻物語● ●監督/脚本;中島哲也 ●原作:嶽本野ばら ●出演:深田 恭子 /土屋 アンナ/宮迫 博之 /阿部 サダヲ /小池 栄子/     荒川 良々/篠原 涼子/岡田 義徳/生瀬 勝久 /樹木 希林 ●公開:2004年5月29日 中島哲也監督の新作『嫌われ松子の一生
| 活字はこう読む? 雑・誌・洪・積・世 | 2006/06/09 11:32 PM |
下妻物語
製作年度 2004年 製作国 日本 上映時間 102分 監督 中島哲也 原作 嶽本野ばら 脚本 中島哲也 音楽 菅野よう子 出演 深田恭子 、土屋アンナ 、宮迫博之 、篠原涼子 、阿部サダヲ (allcinema ONLINE) 解説: 乙女派作家・嶽本野ばらの同名小
| タクシードライバー耕作のDVD映画日誌 | 2006/06/21 11:41 AM |
Baby,The Stars Shine Bright
『下妻物語』 ロリータファッションにすべてを懸ける自己中少女、桃子(深田恭子)と特攻服に原チャリで爆走するヤンキー娘イチゴ(土屋アンナ)。この映画は茨城県の下妻を舞台に繰り広げる、可笑しくもちょっと切ない友情物語です。監督は『嫌われ松子の一生』の中島
| Tokyo Bay Side | 2006/07/18 12:30 AM |
「下妻物語」
2004年 中島哲也監督 ‘われえ〜!いちびっとたら、いてまうどぉ、ごらぁ〜!!’ 深田恭子が苦手な私でもこのセリフには妙に親近感を覚え・・‘もっとドス効かさなあかんやろがぁ〜’と高笑いした次第である。 噂通り!なんちゅーおもろい邦画なんや。。。(驚愕
| 雑板屋 | 2006/07/24 2:23 PM |
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
CDショップでは手に入らない<BR>通販オリジナルBOXを中心に販売中。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
PROFILE
120×60    バナー          サンタ・リタ・カベルネ・ソービニヨン・リゼルバ              パイパー・エドシック・ブリュット          ブエナ・ビスタ・ジンファンデル 酒蔵(さけぐら).com02 クロネコヤマトのブックサービス バナー100_60          今週の新着情報!          ムシキング サカつく120_40
サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
無料カウンター ご縁カウンタFree!