ランド・オブ・オズ1
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フライト・プラン
フライトプラン

高度一万メートルの上空を飛行するジャンボ機の中で、突如少女が行方不明になった。いったい彼女はどこへ消えたのか?
・・・なんて、面白そうなストーリー!第一級のサスペンスの予感。しかもあのジョディ・フォスターが自ら選んだ作品というから、いやがうえにも期待は膨らみます。

いざ観賞・・・・・
・・・・・ふぅ〜。・・・過度の期待は、それがくつがえされると反動が大きい。

私は観賞前はなるべく情報を仕入れないようにしています。
よって、このミステリアスな『少女はどこへ消えたのか』は、いったいどんな展開なのだろうと想像を膨らましました。
これは密室誘拐事件なのか?母の只の幻覚か?もしかすると娘はすでにこの世にいなくて亡霊を見たのか?
SFっぽく宇宙人の仕業とか、異空間へ飛んでしまったとか?
飛行機だったらグレムリンとか出てきたら面白そうだな、とか。。。

しかし要するに、ある事件が起こり、その犯人がある目的を達するため、少女を何処かへ隠した、というものでした。
それはそれで話の組み立て次第では、面白い作品になりうるでしょう。

・・・確かに面白いのです。中盤までは・・・。
ミステリアスな序盤、一気に引き込まれる。突然消えた娘。。。
ジョディ演じる主役のカイルが必死で消えた娘を探す様子。
娘を見た者は誰一人いない。しかも搭乗記録に娘の名が無いなんて・・・。
一体どうなっているのか?結末はどうなるのか?ドキドキする展開でした。
この緊迫感のまま、最後まで行ってほしかったのですが。

この飛行機の設計士であるカイルは勝手知ったりで、機の上やら、下やら、どこへでも潜入します。設計士って、机とパソコンに向かってるだけだと思っていましたが、彼女はそんなありきたりの設計士ではありません。
娘のためなら様々なアクションをこなし、挑戦的に人を疑い、乗客をパニックに陥れるのも厭いません。

98分中、約30分強を残して、犯人とトリックと目的が解明されてしまい、後はカイルが犯人相手にダイハードのような立ち回りを延々と演じ続けます。強い母像といえばナルホドとは思うが、そこに脱出や救出の緊迫感はありません。
最後にもう一捻りがあれば印象はずいぶん違ったと思われます。
犯人の設定を変更し、ラスト30分作り変えてください。


現実逃避度   ★★★☆☆
ミステリー度  ★★★☆☆
計画ミス度   ★★★★★
≪総合評価≫★★★★★☆☆☆☆☆(10点中5点)

【作品詳細】
夫の突然の事故死に見舞われた航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、6歳の娘ジュリアを連れ、飛行機で夫の棺と共にベルリンから故郷のニューヨークへ向かう。ハイテク重層ジャンボジェット、E−474。それはカイルの設計した最新鋭の航空機だった。二人は横になるが目を覚ますとジュリアの姿がない。必死で探すカイルだが、乗客も乗員も誰一人として娘の姿を見た者はいない。ジュリアはいったいどこへ消えたのか?
高度一万メートルの密室で繰り広げられる、恐怖のサスペンス・アクション。3年ぶりの映画主演となるジョディは強い母親像を創り上げ正体不明の敵に立ち向かう。監督のロベルト・シュヴェンケは、本作でハリウッドデビューを飾るドイツ期待の新星。

製作年度 2005年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 98分
監督 ロベルト・シュヴェンケ
製作総指揮 ロバート・ディノッツィ 、チャールズ・J・D・シュリッセル
原作 −
脚本 ピーター・A・ダウリング 、ビリー・レイ
音楽 ジェームズ・ホーナー
出演 ジョディ・フォスター 、ピーター・サースガード 、ショーン・ビーン 、マーリーン・ローストン 、エリカ・クリステンセン


【ネタばれツッコミ】
◆とにかく娘の姿を乗員、乗客の誰一人記憶していないというのが乱暴な展開。
一番乗りなら絶対スッチーの記憶に残るはず。いくら他人に無関心な東京の若人でも隣りにどんな人が座ってたかぐらいは覚えている。男性ならジョディのような美人がいれば見るだろうし、女性なら子供に目が行くだろう。普通は。
◆しかも娘のジュリアは搭乗していない事になっている。パスポートでゲートをくぐってきている筈なのに。そして6日前にすでに夫と共に死亡しているなんて言われるのだ。そんな記録が消されるなんて、これはどんな国際的で大掛かりな組織が関係しているのか?とワクワクしたのに・・・。
◆とにかく犯人がショボイし、犯行の動機が不明。どう考えても犯罪組織が絡んできて、もっと複雑な背景の事件に発展していく・・・と思うじゃない。
それが・・・ただのハイジャック?何だ?ソレ!しおしおって感じなのです。
◆カイルが居眠りしなければ、そして他の乗客が目撃していれば成立しないずさんな計画。種明かしされるにつれ、どんどんショボイ犯人像が明らかになってくるので気分が盛り下がってくる。
◆最初の捜索で娘を隠した場所を探したのは、共犯のスッチーだったよね。でも機長に言われてしぶしぶみたいな感じだった。もし機長が「それじゃ」と他のスッチーに命じたり、機長自身が捜索したなら、さっそく発見され計画はオジャンだったはず。

◆カイルが必死になればなるほど、ひいて行く他の乗員乗客のように観ている私もひいてしまった。捜索に協力してもらってるのに、ヒステリックで自己中心的。そんな姿に困惑気味の乗客の方に、すっかり感情移入してしまっている。
◆着陸したら犯人が逃げてしまうって言うけど、とりあえず目的地に着陸だけしても良かったのでは?客を降ろさなければ捜索は続けられるし、応援の捜査陣も呼べる。もしそこで誰か逃げれば、もう犯人がわかるじゃん。
◆勝手に停電させたり、酸素吸入器の落下で乗客をパニックに陥れたり、もうめちゃくちゃ。娘一人のために500人を危険に晒すのか。
◆設計士だから内部に詳しいのは分かるが、だからってジャンボ機を壊していいわけじゃないだろう。あんたの所有物じゃないんだから。

◆娘が何となしにガラス窓に書いたハートマーク。これが、後半の展開のきっかけになるのだが、昔こんなシチュエーション見た記憶が・・・(何でしたっけ?)
◆犯人は機から降りたのに、カイルの挑発に乗って戻ってくる。??何故?せっかく降りたのに。金は振り込まれていたのに!バカじゃないの?行動理由が分からない。
◆前席の子供たちは、わいわい騒いでいるので何か絡んで来るのかと思いきや何もなし。後ろ向いて騒いでいりゃ、普通は親だって後ろに気が向くだろうにね。
◆さらに子供たちはラストに「だから見たって言ったのに」という途中では一言も発しなかった脱力な台詞を吐いてくれる。

◆カイルが勝手に疑ったアラブ人。結局は無関係だったのだが、じゃ、序盤のホテルで彼等は何を見てたの?別人だったのか?ただの引っかけ?
◆アラブ人というだけで疑われる彼等はかわいそう。しかもカイルはさんざん疑って掴み掛かっていったのに、最後にカバンを取ってもらっても謝りもしねえでやんの!一言アイムソーリーと言えばいいのだ。日本人とはゼスチャーが違うとは思わない。目配せしただけで気持ちが伝わるなら戦争なんか起きないんだよ。
◆『アラブ人に謝る必要なし』という意味合いじゃないよね!?監督はドイツ人だから、現在のアメリカのアラブに対する態度を比喩しているって事にしておこう。
◆謝罪させられた機長には同情してしまう。500人の乗客を守る義務がある機長は立派に任務を全うしたはず。

◆想像上の飛行機とはいえ、かなりしっかり設計しているようで、最新鋭の機体の内部を隅々まで見せてもらえるのは感動。普段は入る事が出来ない部分が拝見できて、ほう、こうなっているのかとワクワクした。
◆エンディングのポリゴンが何か懐かしかった・・・
◆探せば探すだけ粗が出てくるという、ある意味面白い作品。キリがない。
| 洋画−ハ行 | 01:05 | comments(2) | trackbacks(3) | ↑TOP
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こんにちは!いつもありがとうございます!
心理的じゃなくって、偶然に展開していく犯行、
あたしはただ、イライラするばかりでした。
ディズニー映画なんですよね、これ。
いったい、どういう意図なんでしょ?
がっかりでした。
| 猫姫少佐現品限り | 2006/06/10 5:45 PM |
>猫姫少佐現品限り 様
こちらこそ、いつもありがとうございます。
前半は良かったんですが、
種明かしされていく後半は、
イライラというか、何じゃこりゃって感じでした。
私はディズニー作品は、最初から期待せずに見るので
その点は気にならなかったかな?
| ぽたます@管理人 | 2006/06/11 3:46 PM |
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フライト・プラン 06年107本目
フライト・プラン ダ・ビンチ・コード は、キリスト教関係者からのクレーム。こちらは?「客室乗務員協会(AFA)が映画のボイコットを呼びかけた(yahoo)」んですね? いやぁ、ジョディ・フォスター 、迫真の演技でした。フライトプランのオフィシャルサイト でも書
| 猫姫じゃ | 2006/06/08 11:53 PM |
全ては他人の無関心、いや妄想か・・・「フライトプラン」
愛する夫を突然亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル。
| 取手物語〜取手より愛をこめて | 2006/11/13 9:40 PM |
映画『フライトプラン』
原題:Flightplan 最新鋭ジャンボジェット機、高度1万mの空飛ぶ密室で四面楚歌、冷たく罵られ信頼できそうな人は誰もいない、発狂しそうな状況下で母娘の絆が目を覚ます カイル(ジョディ・フォスター)は、突然の夫の死により棺とともに、6歳の娘ジュリア
| 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 | 2007/02/14 1:35 AM |
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