ランド・オブ・オズ1
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ブレイブ・ストーリー

この映画の最大の見所は雲だと私は思いました。
雲を何時間ながめても飽きない私には、このアニメの雲の描き方が最高に気に入りました。
青空、夕暮れ、黒雲。さまざまに表情を変える空の雲。CGで名を馳せたGONZO製作だけあってこの空、そして雲、これが観られて満足。

・・・なんて、雲を描いた作品じゃないので内容のほうもふれてみると。
う〜ん。。。若いスタッフが作った若い作品なのかな?
とても駆け足で進んで行き感情移入もままならない内に、ドンドン進行してしまいます。
これはダイジェスト版ですか?と尋ねたいぐらい。
原作は未読です。けっこう長編のようです。だが出来るだけ詰め込もうとしたようなストーリーは盛り上がりもない。え?いつになったら面白くなるの?とイライラしながら観ていたのが正直なところ。

まず引っかかるのが、壊れた家族模様がアニメとしては不具合があるのではないかというところ。そして病院に運ばれた母をほっといてビジョンへ行ってしまうとこ。自分の愛すべきお母さんが意識不明ならそばに付いているでしょ普通。
いくら運命を変えられるからって、それを信じ込む年齢じゃないとこにも違和感。
ビジョンの世界観に馴染めないまま進行するのも問題。ラストで全景を見せるならもっと早く見せろと。今どこで、どの方角へ行くと何があるのか。そういうのを説明する場面があれば、観ている側は置き去りにされず旅に同行できたのに。

俳優を起用したキャスト陣はあまり違和感はありませんでした。松たか子は好きな女優なのでひいき目かもしれないが、割と少年っぽさが出てたと思います。叫ぶ場面はさすがに女性の声丸出しでしたが。大泉も経験者の余裕かうまく感じました。
ウエンツ瑛士が、ゲドの岡田、ハウルの木村と同じく抑揚の無いしゃべり方でして、下手なアイドルを起用した時の役どころが決まってしまった感じですね。とにかく感情を殺した役をやらせればそれなりに見える。感情を表現できないのだから。
ベテラン声優陣がただの添え物になっている昨今のアニメ映画は何とかならんものかな。脇役に回った声優のほうが格段に上手なんだもん。

ほか色々あります。忙しいのでツッコミはしませんが、そのうちレンタルかTV放送でも観ればまた文句を書き込もうかな。


現実逃避度     ★★★☆☆
ファンタジーRPG度 ★★★★☆
話の親切度     ☆☆☆☆☆
≪総合評価≫★★★★☆☆☆☆☆☆(10点中4点)

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| 邦画−は行 | 17:22 | comments(1) | trackbacks(5) | ↑TOP
バルトの楽園

年末が近づくと何故だかそこかしこで、ベートーベンの第九が演奏されます。日本人が好きなクラシックの一つに必ず上がるだろうこの楽曲が、いかに日本に伝えられたか。第一次大戦後のドイツ人捕虜によって行われた日本初の第九公演を、事実に基づいて描いた作品。

あまり前情報を仕入れないで観たのと、最初の解説をボケッとして聞いていなかったせいで、時代設定が第一次大戦だとは知らずに、
「何で日本とドイツが戦ってんだ?」「何でドイツが中国まで侵攻してるんだ?」と悩んでしまいました・・・。

国内に何ヶ所か捕虜収容所があり、ほとんどが捕虜に対して粗末な扱いをしていたが、本作の舞台の坂東収容所においては、所長の松江の判断で、捕虜達はかなり自由な生活を送っていたのだそうです。

冒頭の戦闘シーンこそ動きはありますが、どちらかというと地味な作品。
話は、実にゆったりとした速度で進んでいきます。
したがって、コレといった事件が起きないまま淡々とエピソードが紡がれていくので途中でうとうとしてしまい、残念ながら一瞬堕ちてしまいました。

個々のエピソードはそれぞれ面白いものがありました。が、どれも短くブツギリ感があります。もう少しつながりを上手くして、ある程度エピソードを削ってスリム化し、代わりに主要人物の心情描写を深めていけばもっと優れた作品になっただろうに。(かなりの修正?笑)

配役は結構なベテラン勢を取り揃えてきました。
さすがのマツケンは、悠然とした存在感で人情味あふれる役を演じていました。坂東英二や泉谷しげるなど、その他の将校の考え方が当時は(今でも?)当たり前だったと思いますが、その批判のなかで信念を曲げず、捕虜も同じ人間として扱った行動は素晴らしい人道者だと感じます。
ブルーノ・ガンツと聞いて、ハテ誰だっけ?と考えましたが、ヒトラーの人ですか。ベルリン天使の詩?ああ、思い出した、アレは良かった。。。
しかし彼を引っ張り出したのなら、もう少し含蓄のある役を与えられなかったものか。出番も少ないし。

『第九』演奏に繋がるものが、子供たちに楽器を教えている人ひとりのみ、というのは話が弱い気がしました。捕虜達が普段から演奏や合唱をしているさまが映し出されていれば良かったと思うのですが。

でも、ラスト、そしてエンディングに繰り広げられる大合唱はさすがに体の芯が熱くなる感じでした。

ブラスバンドをやっている友人に言わせると、オーケストラの世界では初演奏というのは価値があるらしい。今まで日本では知られていなかった楽曲を初めて知らしめた誇りを手に出来るのだそうです。
現在の日本における『第九』の存在感を見せたら、この捕虜たちはさぞかし誇りに思うでしょうね。

現実逃避度 ★★★☆☆
感動度   ★★★☆☆
ゆったり度 ★★★★★
≪総合評価≫ ★★★★★★★☆☆☆(10点中7点)

↓以下【作品詳細】&【ネタバレ感想】
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| 邦画−は行 | 14:17 | comments(3) | trackbacks(4) | ↑TOP
花よりもなほ

時は元禄15年。この時代、仇討ちをした者には藩が賞金を出していた。父の仇討ちのために信州から江戸に出てきた田舎侍の宗左衛門だったが、実は剣の腕がからきし立たない男だった。彼は、貧しいながらも人情味あふれる長屋で暮らす間に、仇討ちをしない人生もあることに気づかされる・・・。

最近公開される邦画に時代劇が増えているのは、高齢化社会に対応しているのだろうか?とふと思ってしまうのですが、それはさておき、この作品はおよそ時代劇らしくない作品でした。

時代劇といって思い浮かべるは、普段は弱腰な主人公が、実は相当な手足れでバッタバッタと悪人を倒したり、歯の立たない剣豪の仇に対して、弱い主人公がひたすら努力して遂には打ち勝ったり・・・。
しかし本作に登場する主人公は、剣術の修行が嫌いな、本当に弱くて臆病な侍なのです。
普通に考えればこんな主人公で果して話が成り立つのか?という感じなのだが、こういう主人公だからこそ、観客が身近に感じ自分と照らし合わせられるストーリーとなるのでしょう。

内容は仇討ちというテーマにもかかわらず、非常にほのぼのしています。下町の薄汚い長屋も雰囲気出てたし、そこに住む住人も一癖ある人間ばかり。主演の岡田君は、経験を重ね演技も何とか様になってきたし(笑)、何より周りのベテラン達がとても良い。ミスキャストかと思ったお笑い芸人達もいい味を出しています。
しかし登場人物が多いので、たとえベテランでも出番が少なく非常にもったいない印象です。

そして同様にもったいないのは、様々なエピソードがだらだら繋がっていく事。それぞれは面白いのですが、焦点が定まらず結果的には不必要なエピソードが幾つもあるのです。

一体何を主軸に置きたかったか分かりません。長屋の人情模様が描きたかったなら仇討ちや赤穂は要らない。でも主軸はそこではないでしょう。命の大切さや、憎しみの無意味さを描きたかったならば、狙われる側である金沢十兵衛をもっと掘り下げるべきだったのでは?彼の情報は多くは語られません。父が何故彼に倒されたのか?過去の描写はありません。現在の事情は仇が妻子と仲良く歩く様が見られるだけ。
確かに仇を討てば彼の家族は悲しむ事は分かる。が、ここを掘り下げないので宗左の葛藤にあまり共感できず、ただの弱虫としか感じられません。
仇討ちをしない生き方を選んだ主人公は、そこから逃げた弱さではなく、仇討ちをしないことで、憎しみの連鎖と断ち切る強さを見せなければなりません。
竹やぶでの2人の会話は果してそれを表現できていたでしょうか?宗左は仇討ちの無意味さに気付いたのでしょうか?仇の金沢十兵衛は宗左が仇討ちに来た事は承知していたようです。丸腰で付いて来た彼の方がよっぽど強く見えてしまうワンシーンでした。

クライマックスの大芝居は壮快。この弱い主人公でどう決着を付けるのだろうと思ったら、見事な演技とチームワークで大変楽しめました。
しかしその後のラストまでの展開は蛇足でしたね。詰め込んだエピソードを終決させるべく、その続きが語られるのですが、一つ一つ片付けなければ気が済まないA型人間っぽい側面を見せられた感じでした(監督がA型かどうかは知らん)


「桜は来年また咲くと分かっているから、潔く散れるんじゃないの?」
今までこう考えた事がなかったので、この言葉は印象に残りました。
人の命は散ってしまえば再び咲く事はない。長屋の住人のように美しくなくとも、しぶとくたくましく生きる事が大事だと訴えているのでしょうか。


現実逃避度 ★★★★☆
人情度   ★★★★★
バランス度 ★★☆☆☆
≪総合評価≫ ★★★★★★★☆☆☆(10点中7点)
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| 邦画−は行 | 03:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
亡国のイージス
亡国のイージス プレミアム・エディション
東京湾沖で訓練中の海上自衛隊イージス艦「いそかぜ」そこに特殊訓練部隊乗艦した後、艦長が何者かに殺害された。先任伍長の仙石(真田広之)は、宮津副艦長(寺尾聰)から犯人はテロリストの可能性のある如月一等海士(勝地 涼)であり訓練部隊は実はDAIS自衛隊諜報部だと聞かされる。乗務員を艦から退去させた宮津は、某国の対日工作員ヨンファ(中井貴一)と共謀し、全ミサイルの照準を東京首都圏に合わせていた。特殊兵器「グソー」も所持し東京湾へと進行を始める・・・。

惜しい作品であった。
キャストは豪華。でも満遍なくスポットを当てようとしたからか印象に残る人が少ない。
本物のイージス艦を用いリアルな映像。でも一目でこの作品と分かる印象に残るシーンがない。
音楽は有名な?作曲家、壮大でGOOD。でも場面にとけ込み過ぎなのかギャラが少なかったのか(笑)印象に残るメロディがない。

つまらない訳ではない。ストーリー運びとしては結構まとまっているし、主要人物は描けているし、なかなか緊張もする。が、上記のように何故か印象が薄く、加えて戦国自衛隊の時と同じく予告編で名場面をほぼ公開してしまい、それ以外に目を見張る箇所がなかった。

脚本ミスか、それとも編集のせいかと思う。長編の原作を一本の映画にまとめるのは大変だろうが、関係ない箇所は思い切って切り捨てるべきだ。時々挿入される意味ありげなカットは原作ファンならばフムフムと納得するのだろうが、未読の者にとっては邪魔で無駄なもの。何だったのだろうと悩んでしまう。ベストセラーといっても、映画から入る人のほうが多いでしょう。ファンサービスより一般客を優先してほしい。

それでも2時間強の間、退屈はしなかったので、盛り込みたい事が多々あるなら3時間ほどの作品にすればよかった。各人物に過去、日常にもう少し掘下げたら感情移入できるのに、あのような一瞬のカットでは想像するにも材料が少なすぎる。
それともっと必要なのはアクション。銃や肉弾戦ばかりで「これが戦争だ」の迫力がない(やたら血しぶきは飛んでたが)砲撃戦は一回のみであっけなく、戦艦同士の戦闘といえばローレライのほうが面白い。


現在、日本は好戦的な雰囲気になって来てないか?と最近感じる。危険な兆候である。映画ではハッキリ明言してなかったが、ヨンファは北朝鮮人であろう。
作中、「撃たれる前に撃て」とか、「撃つ前に一瞬考えるだろう」との台詞がある。他国が銃をこちらに向けているから日本も対抗するのか、今までのように話し合いを試みるのか、アメリカべったりの体制を続けるのか、アジアに目を向けるのか、いずれにしても曖昧な態度は改めていかねばならない。

・・・が、平和ボケの日本人に一石を投じる作品にはどうも遠かったようである。

現実逃避度         ★★☆☆☆
人物相関図が?度      ★★★★★
貴一より韓流スター希望度  ★★★★★

≪総合評価≫ ★★★★★★☆☆☆☆(10点中6点)

↓以下【作品詳細】【ネタバレ】【ぼやき・・・】
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| 邦画−は行 | 12:00 | comments(13) | trackbacks(20) | ↑TOP
バーバー吉野(DVD観賞)
バーバー吉野 スペシャル・エディション

その町の少年は皆、同じ髪型をしていた・・・。
田舎の山あいの町、男の子達はミ〜ンナ吉野ヶ里、いや吉野刈り(いわゆるマッシュルームカット)にするのがこの町に伝わる伝統であった。
「山の日」と呼ばれる山神に祈りを奉げる祭りに、この髪型で「ハレルヤ」を合唱するのがしきたりでありそれに疑問を持つ者はいなかった。
ある日、東京からやってきた転校生の坂上クン。彼は茶髪でイケテル小学生。田舎の少年達は反発しながらも女の子に人気な彼が(彼の髪型)が気になってしょうがない。・・・そして彼は一つの波紋を投げかけた。「吉野刈りにはしない!」

自分は田舎者でして、この辺の男子中学生は皆、坊主頭にさせられました。最初はいやなのですが周りは坊主だらけだし、だんだん慣れていきます。でも高校に入るとその反動のように、こぞってアイドルの髪型を真似てましたね。

女性監督ならではの細やかさでしょうか?
子供達の特性が良く描かれています。あ〜あ〜あんな事やった!こんな事言った!子供時代の記憶のシナプスが繋がります。
秘密基地を作ったりエロ本拾ってきたり、思春期の子供の様子も良く描けているし、それぞれの性格も出ていていい。子供らの演技はナチュラルでとても好感が持てます。
そして、何より吉野のオバちゃん役のもたいまさこ!存在感ありすぎ。この人が居てからこその作品でしょう。

でも、問題提起をしながら解決しないまま終わってしまった感があります。
,覆湿年達は吉野刈りをしなければいけないのか?
桜井センリ演ずる老人が天狗から子供を守る為だというが、これはただの言い伝え。この町の子だとすぐ分かるでしょ!とオバちゃんが言うが非行防止のためなの?何にせよよく分かりません。
△覆嫉蛙世傍Г蠅鯤瑤欧襪里法▲魯譽襯笋魃瓦Δ里?
神社で賛美歌?これに関してはさっぱり理由が分かりません。何千といるだろう町人が今まで疑問に思わないのか。外の情報が丸きり入ってこない山奥の村なら理解できなくもないけど。
いやらしい話だが、賛美歌なら海外で受け入れられ易いだろうと海外での評価を気にしての事なのでしょうかねぇ。

ケケおじさんも何だか分からなかったが、一つアクセントになったのでよしという事で。
あとクラスのアイドルの女の子(上杉?)ももっと後半使えればよかったと思う。せっかくみんなライバルだと判明したのだから、彼女を巡ってケンカなど一波乱あると面白かった。
神社での反抗はちょっと台詞がサブかった。ここだけはよくある、子供は言わないが大人が言わせたがる台詞ぽかった。
でも全体としては結構楽しかったです。ラストもひねりが効いていたし。

余談ですが、坂上君がお父さんからかすめてきた数冊のエロ本は「素人娘」の表記が多かった。お父さん・・・そういう趣味ですか。。。

現実逃避度    ★★★☆☆
ませガキ度    ★★★★☆
姉ちゃん苦労度  ★★★★★

≪総合評価≫ ★★★★★★★☆☆☆(10点中7点)
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| 邦画−は行 | 04:01 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑TOP
星になった少年  Shining Boy and Little Randy
主人公の中学生、小川哲夢(柳楽優弥)の家は様々な動物がひしめく小川動物プロダクション。借金で苦しい中、母親・佐緒里(常盤貴子)は長年の夢であった象を飼う事を決める。哲夢は小象のランディと出会い、象使いになりたいと願うようになり、タイのゾウ訓練学校へ留学する……。
星になった少年 スペシャル・エディション
見所はゾウさんを始めとする動物達の演技です。タイへ渡ってからの哲夢は言葉が分からず、イモリ(?)の姿焼きなど食えず、おまけに象の心が聞けなくなり悪戦苦闘。しかし徐徐に現地生徒との友情が芽生え小象ファーと心の交流が出来る様になる。柳楽君が現地人に(ちょっと美形の)見えるほど馴染んでいたし、まさに象使いになっていた。

動物のエサとしてもらった残飯を家族であさるほどのビンボー一家だが好きな動物に囲まれやりたい事をやれるのはうらやましい。
先日観たHINOKIOとは逆の、やりたい事をあきらめずにチャレンジするという話。哲夢は学校でいじめられているが、少しも引け目を感じていない。それは自分はお前らとは違うんだという信念があるからなのか?確かに私が中学生の頃、自分の将来の目標をはっきり言える同級生などいなかった。哲夢のように純粋にやりたい事が見つけられれば、真っ直ぐに何もかも放り出して夢に向かえるだろう。大人になってやっとやりたい事見つけても、突き進めないんだよなあ、と勝手に凹んでしまった。

難しい年頃ゆえ親子げんかもある。父は義父の負い目があるし、母は息子の考えが理解できない。それが、クライマックスのゾウさんショーでわだかまりが消え、さあこれからという時に・・・。
ラスト、哲夢が好きだった屋根上での母と彼女の会話はいい。なぜ象使いになりたかったのか不可解だった息子の行動理由が分かり、それまで我慢していたものが一気に噴き出した瞬間、こちらもウルウル来てしまいました。一番最後、タイでのシーンもベタだけど、うんうんとまた涙・・・



「誰も知らない」を観てないので柳楽優弥という少年がどんな演技をするのか今作が初見でした。演技はまだ荒削りだが、あのチカラのある目がいい。カンヌの栄誉はあの目だなと思った。この先、演技は二の次だが居るだけで存在感のある織田裕二のような(笑)役者に育ちそうですね。しかし常盤貴子はいつ見てもキレイ。母親役にはまだ若いわ。

脚本は細かい伏線が含まれているが、全体としてはいまいち盛り上がりに欠けたかな。印象的なテーマ曲はいいがあれ一曲使い過ぎ。
その後、弟はどうしたのかしら、事実なら後日談が気になる。

現実逃避度         ★★★☆☆
ロケ大変そう度       ★★★★☆
武田鉄矢軍人は丸刈りだろ度 ★★★★★

≪全体評価≫  ★★★★★★★☆☆☆(10点中7点)

母親(坂本小百合)著 原作本


市原ぞうの国

勝浦ぞうの楽園
哲夢が夢見た「象の楽園」は今秋オープン予定
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| 邦画−は行 | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
HINOKIO−ヒノキオ
HINOKIO INTER GALACTICA LOVE~ロボット越しのラブストーリー~
HINOKIO INTER GALACTICA LOVE~ロボット越しのラブストーリー~

ウィークエンドに観てきましたが、公開一週間しか経っていないのに何たる客の少なさか!始めに言っておくが、何観ようか迷っているなら打ち切りになる前に、とにかくこれ観ときなさい。

HINOKIOのデザインは今はやりのキモかわいいって感じ。写真だけ見るとギョロ目でアゴなしで魅力は感じないだろうが、動き出すとこれがとても愛着が湧く。映像は、オォ日本のVFXもここまで来たかと感動。HINOKIO本体はCG合成だろうが、まったく違和感なく日常に溶け込んでいるのだ。
劇中の『パーガトリ−』というゲーム画面もハリウッドに見劣りはしない。製作費は『宇宙戦争』や20分の一もないだろうが(あれは半分トムのギャラか?)ココまでやれるんだなあ。



ストーリー的には確かにお子様向きは否めない。ヒノキを使ったロボットだからヒノキオと呼ぶのはオヤジも真っ青の脱力ギャグだし、ゲームが現実とリンクするなどの話はあそこまで広げる必要があったのか疑問だが、
何より『引きこもり』という現代を代表する心の病を、愛情、友情を絡めながら丁寧に語っている
ロボットを通して社会復帰のリハビリを行うというアイデアはこの先実際に起こり得ると思えるもの。その立場(病気)にならなければ分からない微妙な心の動きと、外部(他人)との接触の仕方などよく研究してるなと感じた。
それをサトル、ジュンなどの子役がうまく演じている。最近の子役はホントうまいよな。

いじめなり、家庭問題なり、原因は色々あるだろう。だがいじめも家庭も自分の努力ではどうにもならない。
「『あきらめずにがんばれ』と言われるのが一番辛い。」「がんばらなくてもいい。もし死にたくなったら、その前に思いっきり遊ぼう」
などの台詞は、プレッシャーから開放させてやる事が必要なんだなと教えてくれる。
私も以前は『引きこもり』なんて甘えているだけだ、なんて思っていたが、最近、若年層と接触する機会が多く(年寄りくさい)、そうじゃないんだと教わった。彼らは甘えや怠けで「やらない」のではなく、やろうとしても「やれない」のだと。それだから心の病なのだと。

いったいどうすれば引きこもりが無くなるのか?そもそも無くせるのか?
詰め込みだのゆとりだのとコロコロ変わる学校教育も、他人を顧みない自分勝手な社会の仕組みも、世間体や進路ばかり気にしたり、子供を怖がり会話も愛情も足りない親も、添加物満載で体内に異物が溜まりまくる昨今の食材も、ボタン一個で敵をなぎ倒すゲームも、ドラマで毎日のように人が殺され、見るたびに殺人事件のニュースが流れるTVも、核家族が進み一人っ子ばかり増えたり、兄弟げんかが殺人にまで発展するいびつな家庭も、子供を作ったり育てるのが苦痛となりつつある現代社会を変えようともせず自分の利益ばかり考える政治も、み〜んな原因なんだぁ!
・・・つい熱くなってしまった・・・。

ジュンが転校で別れて、その後ラスト・・・はベタな展開だけど、素直に涙してしまい温かい気持ちになりました。私的には、是非大人に観てもらいたい良質な作品です。


現実逃避度  ★★★★☆
純粋度    ★★★★★
優しくなれる度 ★★★★☆

≪全体評価≫ ★★★★★★★★★☆(10点中9点)

健康枕塾 2種セット (首枕・腰枕セット) ヒノキでヒーリング

【CD】Tomorrow’s way / YUI
| 邦画−は行 | 16:10 | comments(5) | trackbacks(8) | ↑TOP
ハウルの動く城
ハウルの動く城

亡き父の帽子屋で働く主人公ソフィー18歳。彼女は妹に自分のやりたい事やりなよ!と言われながらも、仕方なく帽子屋を引き継いでいる。ある日、町で悪名高い魔法使いハウルに出会い空中散歩を楽しむ。しかしその夜、荒地の魔女の魔法でなんと90歳にされてしまう。このままじゃ居られないと山まで家出をし、そこでハウルの城に潜り込む・・・。

観賞前に私が知っていた情報はキムタクが声をあてるという事くらいでした。
で、正直な感想は・・・消化不良・・・わけわからない!です。
声優については今までもタレント起用の作品は何本もあるので、(嫌いだけど)さほど気にもせず。
ってかキムタク意外と良いジャン!アイドルCDなど
デジタル処理により、まるで別人みたく伸びのある美声に変わるらしい・・・。まさか・・・勘ぐってしまった。

それはさておき、この脚本はいったい!?
何があったの?宮崎さん!びっくり
ハウルとの初見の場面と、空中散歩はとてもステキでした。
しかしその後、ソフィーが呪いをかけられた頃から、ん?ちょっと?と首を傾げ始めました。
『呪い』という言葉には恨み、憎みなどを連想します。ネガティブなソフィーが呪いをかけられ初めは困惑するのは分かるけど、そのすぐ後の明るさというか、変わり身の早さが納得いきません。なんで呪われてポジティブになってるの?何かきっかけが欲しかったのでしょうか?
ハウルの城を見つけた時に何で平気で入っていくの?少しは躊躇してほしかった。「心臓とられる」かもしれないんでしょ?おばあさんの心臓は取らないなんて誰も言ってないのに。
この世界では『魔法』は『呪い』、『心』は『心臓』という呼び方をするだけだと置き換えれば多少は理解できる。そう考えていいのかな〜。

観賞中、どんどんどんどん疑問が膨らむ
ハウルってどこが弱虫なの?
サリマン先生、なぜハウルを戦争に引き込もうとしてるの?
荒地の魔女の召使いの黒子(?)と、サリマンのあの黒い刺客って見分けつかないな?
ソフィーの母親、やけに若いな?なぜ婆ソフィー見ても普通に喋ってるの?
カルを持ち出して城を壊し、またすぐ戻る??いったい何事!?

今のは何だろう?これはどういう意味?等、考えているうちに、後半あれよあれよの急展開!
それもクライマックスを盛り上げる為のスピーディーさではなく、2時間以内に無理やり収めようとしたが為のぶつ切り感。

ハウルとソフィーの恋もなんてスピーディ!これでラブストーリーというにはあまりにも稚拙すぎます。確かに一目惚れってあるけど、2人のふれ合うエピソードが少なすぎる。もっと心の交流がなければ「守りたいものができた」などと言えないだろうし、言ってもサブい。ときめきや切なさを重ねなければ、「ハウル大好き」「愛してるの」の言葉が出てくるわけないじゃない?ソフィーの性格では尚更こんなストレートな表現しない。

こう見ていくとソフィーは元々ポジティブな性格だったのか。魔法(呪い)によって鬱屈した気持ちが取り払われたと解釈すれば分かりやすい。が、その描写はない・・・

ある程度完成されたシナリオならば、説明が省略してあっても想像で補完し、余韻に浸る事もできましょう。
しかし、この作品は不完全です。登場人物の性格が破綻していて観客に伝えられない。これは客の想像に任せるところではないはず。
もうひとつ、計算された謎解きではなく、時間の配分を間違えたとしか思えません。前半の緻密さとこだわりが、皮肉にも足を引っ張りラストの駆け込み描写になったように思います。
または海外公開するため無理やり2時間内に収めたか?(米国は子供の集中力保持の為アニメは2時間を越えないのが暗黙の了解・・・と聞いた。がせネタ?)
せめて、あと20分あれば統制のとれた作品に仕上がったのに・・・。音楽と映像は良かったです。ただ重視すべきは脚本です。 残念です。



評価★★★★☆☆☆☆☆☆(10点中4点)

| 邦画−は行 | 08:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP
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